名もなき旅のスケッチ
注目過去の曖昧で、なんでもない出来事や景色の記憶がふと蘇る瞬間がある。 そんな心にある断片を手がかりに、何気ないことが幸せだったかなと思えてくるときがある。 そしてふと感じる。 自分の記憶は誰かのこころの中にも断片でもいいから残っていて、ふと思い出してくれるときがあるのかと。 記憶がこの先、誰の心にも蘇ることもなく、このまま消え去っていくのではないかと。 人の人生は短い。 これからの残りの人生、一瞬の思いを自分の胸には大切に胸に刻んでいきたい。 そんな思いを芸術家を目指す妻の思いとも合わせて書きました。
名もなき旅のスケッチ
名もなき旅のスケッチ.mp3
歌詞
色褪せたスケッチブック
頬を撫でた風の色
夢中で聴きいたあの歌
遠く歩いた坂道
二度と戻れない景色が
胸の絵の具を滲ませる
本気で描いたデッサン
輪郭がぼやけてる
本音で語りあった友の顔
遠い霞の向こう
ただ必死だった日々の残像だけが
誰かの物語のように 風に舞う
ああ 幸せだった記憶の棘が 今もこの胸に刺さる
イーゼルを立てて描くのは 切りとった曖昧な風景
パレットを涙で滲ませ それでも筆を走らせる
思い出という名の色を重ね 旅はまだ続いてく
地図にないこの街に住み
自由という孤独を知った
退屈な場所から逃げ出して
手にした空白のキャンバス
後先なんて考えずに
夢中で描いたこころの鏡
公平な色を選び
嘘という影を合わせ
弱さを塗りつぶし
人なんてみんなそうさって
うそぶきながら 誰かの記憶の片隅で
「忘れないで」と叫んでる
ああ 幸せだった記憶の光が 今の僕を照らし出す
イーゼルの前に座ってる ひび割れた自分
特別なんかいらないけど 誰かの心に残るなら
名もなき旅のスケッチも 悪くはないと思えるだろう
見慣れた空の青さも 見上げた夜空の星も
いつかの記憶と重なって 新しい景色になる
終わりなき道を描き続ける
この筆の行く先に 答えを探して
ああ 幸せだった記憶の景色が 今この胸に広がる
イーゼルを立てて描くのは 未来へと続く心の風景
滲む涙 乾いたパレット すべてを抱きしめ歩き出す
思い出という名の色を重ねて この旅は続いてく
AI創作について
この歌詞は人工知能技術を活用して創作されました。 伝統的な詩歌の技法とAIの創造性が融合した新しい形の音楽表現です。