名もなき旅のスケッチ

名もなき旅のスケッチ

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過去の曖昧で、なんでもない出来事や景色の記憶がふと蘇る瞬間がある。 そんな心にある断片を手がかりに、何気ないことが幸せだったかなと思えてくるときがある。 そしてふと感じる。 自分の記憶は誰かのこころの中にも断片でもいいから残っていて、ふと思い出してくれるときがあるのかと。 記憶がこの先、誰の心にも蘇ることもなく、このまま消え去っていくのではないかと。 人の人生は短い。 これからの残りの人生、一瞬の思いを自分の胸には大切に胸に刻んでいきたい。 そんな思いを芸術家を目指す妻の思いとも合わせて書きました。

公開日: 2025年7月27日

名もなき旅のスケッチ

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歌詞

色褪せたスケッチブック

頬を撫でた風の色

夢中で聴きいたあの歌

遠く歩いた坂道

二度と戻れない景色が

胸の絵の具を滲ませる

本気で描いたデッサン

輪郭がぼやけてる

本音で語りあった友の顔

遠い霞の向こう

ただ必死だった日々の残像だけが

誰かの物語のように 風に舞う

ああ 幸せだった記憶の棘が 今もこの胸に刺さる

イーゼルを立てて描くのは 切りとった曖昧な風景

パレットを涙で滲ませ それでも筆を走らせる

思い出という名の色を重ね 旅はまだ続いてく

地図にないこの街に住み

自由という孤独を知った

退屈な場所から逃げ出して

手にした空白のキャンバス

後先なんて考えずに

夢中で描いたこころの鏡

公平な色を選び

嘘という影を合わせ

弱さを塗りつぶし

人なんてみんなそうさって

うそぶきながら 誰かの記憶の片隅で

「忘れないで」と叫んでる

ああ 幸せだった記憶の光が 今の僕を照らし出す

イーゼルの前に座ってる ひび割れた自分 

特別なんかいらないけど 誰かの心に残るなら 

名もなき旅のスケッチも 悪くはないと思えるだろう

見慣れた空の青さも 見上げた夜空の星も

いつかの記憶と重なって 新しい景色になる

終わりなき道を描き続ける

この筆の行く先に 答えを探して

ああ 幸せだった記憶の景色が 今この胸に広がる

イーゼルを立てて描くのは 未来へと続く心の風景 

滲む涙 乾いたパレット すべてを抱きしめ歩き出す

思い出という名の色を重ねて この旅は続いてく

AI創作について

この歌詞は人工知能技術を活用して創作されました。 伝統的な詩歌の技法とAIの創造性が融合した新しい形の音楽表現です。